御詠歌:おもくとも いつつのつみは よもあらじ ろくはらどうへ まいるみなれば
六波羅蜜寺は、天暦五年(九五一)醍醐天皇第二皇子光勝空也上人により開創された洛陽三十三所観音霊場第十五番札所である。
当時京都に流行した悪疫退散のため、上人自ら十一面観音像を刻み、御仏を車に安置して市中を曳き廻り、青竹を八葉の蓮片の如く割り茶を立て、中へ小梅干しと結昆布を入れ仏前に献じた茶を病者に授け、歓喜踊躍しつつ念仏を唱えてついに病魔を鎮められたという。[現在も皇服茶として伝わり正月三日間授与している。]
現存する空也上人の祈願文によると、応和三年八月(九六三)諸方の名僧六百名を請じ、金字大般若経を浄写、転読し、夜には五大文字を灯し大萬燈会を行って諸堂の落慶供養を盛大に営んだ。これが当寺の起こりである。
上人没後、高弟の中信上人によりその規模増大し、荘厳華麗な天台別院として栄えた。
参拝の御案内
住所 | 〒605-0813 京都市東山区ロクロ町81-1 |
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電話番号 | 075-561-6980 |
駐車場 | 有/5台 |
参拝時間 | 開門/午前8時30分~午後4時30分 令和館 拝観時間/午前9時~午後4時15分 (但し午後4時受付終了) |
参拝料 | 拝観料 無料 令和館 拝観料 大人600円/大学生・高校生・中学生500円/小学生400円 ※30名様以上の団体の場合は各50円引き |
交通案内 最寄駅 |
市バス「清水道」停 「五条坂」停下車 徒歩約5分 京阪電車「清水五条」駅下車 徒歩約7分 |
URL | https://rokuhara.or.jp |