御詠歌:ながらへば さとりもひらく しょうんぢ いのちやのりの たからなるらん
正運寺縁起によりますと「當寺観世音菩薩は昔、天明の大焼により火中において御厨子共にのこり給う、謹み案ずるに是れ何ぞや、必ずしも衆生利益の御神霊在す故なり、方今縁起を尋ねるに昔京都に運慶と云える仏工師あり多くの仏像をきざみおきしにある日、光明赫々として室内を照らす事あり慶大におどろき不思議に思い、即ち窺うに身の丈一尺二寸ある十一面観世音菩薩の像よりなり、夫れより俗舎に置奉る事恐れて當寺に安置し奉りけり。」と書かれております
御堂に安置されている身の丈一尺二寸(約三十六センチ)の木彫りの観音は奈良長谷寺の本尊と同木であると言い伝えられています。
寺伝によれば十一面観音を参詣された身重の女性がこの寺で無事出産されたと伝えられ、それからは「安産寺」として女性信仰篤く参詣者が多かったようです。
参拝の御案内
住所 | 京都市中京区蛸薬師通大宮西入因幡町112 |
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電話番号 | 075-841-0567 |
駐車場 | 有 (無料) 6台 |
参拝時間 | 開門/午前6時~午後4時 |
参拝料 | 無料 |
交通案内 最寄駅 |
市バス「四条大宮」停下車 徒歩約5分 阪急電車「大宮」駅下車 徒歩約5分 |